パック 01

組立ガイド

      専門家からのアドバイス

      ①お届けしたネジには、予備ネジが付属しています。予備は必要本数+1個となります(例:2本必要な場合には「×3」とパーツリストに示されます)。この予備ネジはラベルなどを貼り、種類が分かるようにして保管しておいてください。

      ②1つのステージで複数のネジをお届けする場合があります。組み立てる際には、異なるネジが交ざらないように注意してください。見た目はよく似ていますが、ネジ山が微妙に異なります。誤ったネジを使用すると、ネジ山やパーツが破損することがあります。

      ③複数のネジでパーツを固定する際、最初に各ネジを緩く締め付け、パーツが正しく取り付けられているかを確認してから、各ネジを増し締めしてください(締めすぎないように注意)。ネジの締め込みは、対角線の順に締め付けるのが基本です。

      ④ドライバーの金属部分を強力な磁石でこすると磁化されます。磁化したドライバーを使用すると、先端にネジを吸着して保持しやすくなり、締め込み作業が楽になります。

      ⑤金属パーツを留めるネジがきつい場合、無理に回し込むと頭やネジ山が破損します。爪楊枝の先などに機械オイルやワセリンなどをほんの少し付けてネジ山に塗れば、スムーズに締められます。

      ⑥組み立てには、瞬間接着剤が必要になるパーツがあります。瞬間接着剤の塗布は、爪楊枝などを使って控えめにしてください。瞬間接着剤を塗る前に、パーツを仮組みして合わせ具合などを確認することをおすすめします。瞬間接着剤はごく薄く塗るか、小さいパーツの場合は接着剤をわずかに置くくらいの感じで十分です。

      ⑦開梱したパーツは、当該ステージで使用するパーツとあとの工程で使用するパーツがあります。後者にはラベルなどを貼って、種類が分かるようにして保管しておいてください。

      ⑧作業する際にはカッティングボードやフェルトのような柔らかい布を敷き、パーツの塗装面が傷つかないように注意してください。

      ⑨組立説明の文面に指示される右側・左側とは、座席に座った位置から見た右側・左側となります。つまりドライバー目線の右側・左側ということです。

      このアイコンが表示されたら、その指示に従いましょう。また、画像の部品の向きを確認してください。これは後の工程にも影響のある重要な確認事項です。

      警告:一部の部品には磁石が使われています。磁石を誤飲すると、健康上の問題を生じる場合があります。こうした部品は子供の手の届かないところに置き、磁石を飲み込んだと思われる場合には、すぐに医師の診断を受けてください。

      本モデルは玩具ではありません。小さな部品が含まれるため、14歳未満の子供には適していません。子供が作業する場合には、大人の監督が必要です。

      ステージ 001: ボンネットの組み立て

      ボンネットにエアインテークプレート、防音材、ボンネットサブフレーム、ヒンジを取り付けます

      ステージ001●パーツリスト

      1-A ボンネット1-G ヒンジピン×2
      1-B ボンネットサブフレーム1-H サポートロッド
      1-C エアインテークプレート1-I 防音材
      1-D ヒンジリーフ×21-J ドライバー
      1-E ヒンジジョイント×2DS20ネジ×8
      1-F ボンネットロック

      ステップ 1

      塗装⾯に傷がつかないよう、フェルトなどの柔らかい布を敷いてください。ボンネットにエアインテークプレートを取り付けます。画像のようにボンネットにエアインテークプレートを置き、プレートの⽳を突起に押し込みます。

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      ステップ 2

      防⾳材から裏紙をはがし、まず赤丸印の前部 をはめ込み, 下端を注意深く3つのネジ⽳ に合わせて貼り込みます。防⾳材にはエアインテークの開⼝部があることに注意してください。

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      ステップ 3

      サポートロッド(1-H)をボンネットサブフレームに置いてください。サポートロッドの端が、赤丸印の画像のようにセットされているか確認してください。

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      ステップ 4

      サブフレームを所定の位置に配置し、しっかりと押し込みます。

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      ステップ 5

      DS20ネジ3本を使⽤して、ボンネットにサブフレームを固定します。

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      ステップ 6

      ヒンジジョイント(1-E)をヒンジリーフ(1-D)に合わせてください。

      部品の向きを注意深く確認してください。

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      ステップ 7

      ジョイントにピン(1-G)の滑らかな端を差し込みます。フラットノーズプライヤーを使⽤して完全に挿⼊してください。

      同様の作業を繰り返して、もう一つのヒンジを組み立てます。

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      ステップ 8

      組み立てたヒンジを、画像のようにサブフレームに配置します。

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      ステップ 9

      DS20ネジ4本でヒンジを固定します。

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      ステップ 10

      ボンネットロックをサブフレームの穴にはめ込みます。

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      ステージの完了

      確認事項●ホイールの標準組立と簡単組立について

       次のステージ002から003まで、アストンマーチンDB5のホイールリムを組み立てます。

       ホイールの組み立てには、標準組立と簡単組立の2つの仕様があります。標準組立はスポークを1本1本ホイールリムに通して組み立てていきます。やや難易度が高く時間がかかりますが、より実車に近い仕上がりとなります。簡単組立はスポークがあらかじめ成形されたパーツを組む、工程を省いた組立方法です。

       以下、2つのホイールリムを比較して、どちらを選ぶか決めてください。標準組立はステージ002と003の2ステージを通して組み立てていきます。簡単組立はステージ002VB のみで組み立てられます。

      標準組立 (A)

      簡単組立 (B)

      ステージ002VB●ホイールリムの組み立て(簡単組立)

      ステージ002VB●パーツリスト

      2VB-A アウタースポーク2VB-G インナーリング
      2VB-B インナーホイールリム2VB-H スポークリテーナーリング
      2VB-C アウターリング2VB-I ホイールハブフロント
      2VB-D インナースポークPS02ネジ×9
      2VB-E アウターホイールリムPS03ネジ×4
      2VB-F ホイールハブPS32ネジ×4

      ステップ 1

      ホイールハブフロント、アウタースポーク、アウターリングを画像のように配置し、アウターリングをスポークの上に置きます(赤矢印)。

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      ステップ 2

      アウタースポークを裏返し、ホイールハブフロントの突起をアウターリングの穴に押し込みます(2a)。これをPS03ネジ3本で固定します(2b)。

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      ステップ 3

      鉤型が上に向くように、インナースポークをホイールハブ裏側の3本の突起にセットします。

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      ステップ 4

      インナーリング(2VB-G)を上に置きます。ネジ⽳が正しい位置にあることを確認してください。

      PS32ネジ3本を使⽤して、インナーリングをホイールハブに固定します。

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      ステップ 5

      ホイールハブにアウタースポークを配置してください。

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      ステップ 6

      画像のようにスポークリテーナーリングをアセンブリーにかぶせます。

      アウタースポークがエッジの周りのくぼみにはまるように、スポークリテーナーリングを合わせます。すべてのアウタースポークがこの位置に収まっているか確認してください。

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      ステップ 7

      スポークリテーナーリングの4つのタブを、インナーホイールリムのくぼみにはめ込みます(赤矢印)。

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      ステップ 8

      PS02ネジ4本で固定します

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      ステップ 9

      アウターホイールリムの突起を、インナーホイールリムの穴にはめ込みます(赤矢印)。

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      ステップ 10

      2つのパーツをしっかりと押さえながら(13a)、アセンブリーを裏返してPS02ネジ4本で固定します。

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      ステージの完了

      ステージ002●ホイールリムの組み立て1・アウター(標準組立)

      標準組立の工程です。事前に組み⽴てられたスポークを使⽤している場合は、ステージ004に進んでください。

      追加のガイダンスについては、こちらのビデオをご覧ください。

      ステージ002●パーツリスト

      2-A スポークリテーナーリング2-E スポーク×48
      2-B ホイールセンター2-F ピンセット
      2-C アウターホイールリムPS01ネジ×5
      2-D ジグ

      ステップ 1

      ホイールセンターの穴をジグ(治具)の支柱に合わせて、はめ込みます。

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      ステップ 2

      ジグの突起をガイドとして、アウターホイールリムをジグにはめ込みます(⾚⽮印)。しっかりと押し込んで、アウターホイールリムを固定してください。

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      ステップ 3

      スポークの袋を開けて1本のスポークを取り出します(袋はどちらでもOK です)。曲がった先端(アングルドチップ)を下段の⽳の1つに通します(どこでもOKです)。開梱したピンセットを使ってください。

      スポークのフラットヘッド部分が、ホイールセンターの⽳に接するまでスポークを引っ張り、曲がった先端を幅の広い⻭の⽅向に向けて引っ掛けます(スポークは画像の⻆度となります)。

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      ステップ 4

      2本目のスポークを1本目の右横の穴に通し、先端を次の幅の広い歯に引っ掛けます。あとはこの繰り返しです。残りのスポークを装着していく際に、親指の平でホイールセンターをひねることで、テンションを調整することができます。

      24本のスポークがすべて所定の位置に引っ掛けられました。

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      ステップ 5

      もう1つのスポークの袋を開け、曲がった先端(アングルドチップ)を上段の穴の1つに通します(どこでもOKです)。

      スポークのフラットヘッド部分が、ホイールセンターの穴に接するまでスポークを引っ張り、曲がった先端を幅の広い歯の方向に向けて引っ掛けます。上段にスポークをセットしていると、どうしてもセット済みのスポークが乱れてしまいますが、乱れは最終段階で調整するようにしましょう。

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      ステップ 6

      2本目のスポークを1本目の右横の穴に通し、先端を次の幅の広い歯に引っ掛けます(赤矢印)。スポークが交差した部分は菱形になるはずです(赤線)。あとはこの繰り返しです。

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      ステップ 7

      24本のスポークがすべて所定の位置に引っ掛けられました。

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      ステップ 8

      タブをガイドにしてスポークリテーナーリングをはめ込みます(赤矢印)。

      スポークが所定の位置に収まっていることを確認し、PS01ネジ4本でスポークリテーナーリングを固定します。

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      ステージの完了

      ステージ003●ホイールリムの組み立て2・インナー(標準組立)

      インナーホイールリムにスポークを組み込んで、ステージ002で組み立てたアウターホイールリムと合わせます。これで1本のタイヤのホーイールリム(標準組立)が完了します。

      ステージ003●パーツリスト

      3-A インナーホイールリム3-D スポークタイプB×12
      3-B スペーサーリングPS02ネジ×5
      3-C スポークタイプA×12

      ステップ 1

      スペーサーリングをステージ002で組み立てたアウターホイールリムアセンブリーに合わせます。赤丸印の穴と突起をガイドにしてください。

      スペーサーリングがはめ込まれた状態です。

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      ステップ 2

      アセンブリーを裏返し、タイプAのスポークをホイールセンターの下段の穴に押し込みます。

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      ステップ 3

      スポークをピンセットで引き抜き、菱形の中央部に通します。

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      ステップ 4

      アセンブリーを裏返し、スポークの曲がった先端(アングルドチップ)を、幅の広い歯に引っ掛けます。もし狭い歯にスポークが合うようならば、裏返して差し込む菱形を次の菱形に変えてください。

      広い歯に引っ掛けないと、スポークはセットできません。

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      ステップ 5

      続いてもう1本のスポークを、次の下段の穴に通します。画像の赤線ハイライトのようにスポークは、最初の菱形の2つ目の菱形に通します。

      前工程の作業を繰り返して、タイプAのスポークのすべてをセットします。

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      ステップ 6

      今度はタイプBのスポークを上段の穴に通します。下段のスポークの左側(赤丸印)で交差させ、先端(アングルドチップ)をスポークが通っていない菱形へ導きます(赤線部分)。

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      ステップ 7

      親指でスポークを押し込みながら、人差し指で先端を菱形に通します。

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      ステップ 8

      アセンブリーを裏返して、幅の広い歯に引っ掛けます。先端は下段のスポークの先端と向き合うようにセットされます。

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      ステップ 9

      今度はタイプBのスポークを上段の穴に通します。下段のスポークの左側(赤丸印)で交差させ、先端(アングルドチップ)をスポークが通っていない菱形へ導きます(赤線部分)。

      前工程の作業を繰り返して、タイプBのスポークのすべてをセットします。

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      ステップ 10

      すべてのスポークが正しく装着されていることを確認したら、次の工程で幅の広い歯に引っ掛けていきます。まず、スポークを固定するために、ティッシュペーパーをホイールセンターに押し込んでください。

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      ステップ 11

      アセンブリーを裏返します。

      スポークを指で幅の広い歯に引っ掛けていきます。指の腹でテンションを調整しながら引っ掛けていきましょう。

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      ステップ 12

      インナーホイールリムをアセンブリーに合わせます。赤矢印の穴と突起をガイドとして合わせてください。

      インナーホイールリムを押し込み、スポークに乱れがないか確認して、PS02ネジ4本で固定します。

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      ステージの完了

      ステージ004: タイヤの組み立て

      組み立てたホイールリムにタイヤを装着します。

      ステージ004●パーツリスト

      4-A タイヤ4-B ハブキャップ

      ステップ 1

      お湯を入れたボウルにタイヤを入れ、柔らかくします。

      1~2分後、ピンセットを使ってタイヤを取り出し、布で水分を拭います。火傷をしないように注意してください。

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      ステップ 2

      タイヤが柔らかいうちに、ステージ002VBまたは003で組み立てたホイールリムを、はめ込みます。リムをタイヤの内側に押し付け、回すようにしながらタイヤをリムに収めていきます。

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      ステップ 3

      ハブキャップをホイールセンターに取り付けます。これは磁石で固定されるようになっています。

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      ステージの完了

      ステージ005: 右ドアの組み立て

      このステージでは、右ドアの組み立てを始めます。

      ステージ005●パーツリスト

      5-A 右ドア5-E 右ドアハンドル
      5-B 右ウインドウDS02ネジ×4
      5-C ドアヒンジプレートPS21ネジ×2
      5-D ドアヒンジマウント

      ステップ 1

      塗装面に傷がつかないよう、フェルトなどの柔らかい布を用意して敷いてください。右ドアハンドルを右ドアの穴に押し込みます(赤矢印)。

      右ドアを裏返して、PS21ネジで右ドアハンドルを固定します。

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      ステップ 2

      ドアヒンジマウントを右ドアの凹部に⼊れます。

      画像のようにマウント部の向きに注意してください。

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      ステップ 3

      ドアヒンジプレートを2本の突起にはめ込み、DS02ネジで固定します。このとき開閉するヒンジを垂直に立ててネジを締めると、ドアヒンジプレートが正しく取り付けられます。垂直に立てずに固定すると、平らに取り付けられずに隙間ができてしまいます。

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      ステップ 4

      右ウインドウを右ドアのネジ柱に合わせます。

      DS02ネジ2本で固定します。

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      ステージの完了

      ステージ006●右ドアパネルの組み立て

      このステージでは、右ドアパネルの組み立てを開始し、アームレスト、ドアハンドル、電話用の隠しパネルを取り付けます。

      ステージ006●パーツリスト

      6-A 右ドアパネルPS05ネジ×3
      6-B 右ドアアームレストPS12ネジ×2
      6-C 右ドアハンドル
      6-D 電話パネル

      ステップ 1

      画像のように右ドアハンドルを右ドアパネルの穴にはめ込みます。

      右ドアパネルを裏返し、PS12ネジで固定します。

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      ステップ 2

      右ドアパネルのネジ穴に、電話パネル(6-D)のネジ穴を合わせて配置します。

      しっかりと押し込み、裏側から PS12ネジ2本を使⽤して固定します。

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      ステップ 3

      右ドアパネルに右ドアアームレストをにはめ込みます。

      右ドアパネルを裏返し、PS05ネジ2本で右ドアアームレストを固定します。

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      ステージの完了

      ステージ007●右ドアインナーパネルとトリムの取り付け

      右ドアに右ドアインナーパネルと各種トリムを取り付けます。これで右ドアが完成します。

      ステージ007●パーツリスト

      7-A 右ドアインナーパネル7-E 電話機
      7-B 右ドアL型トリムDS02ネジ×4
      7-C 右ドアボトムトリムPS05ネジ×5
      7-D 右ドアトップトリム

      ステップ 1

      電話機(7-E)と右ドアインナーパネル(7-A)を取ります。電話機コンパートメントの⽳に電話機のコードを通します。

      パネルを裏返し、4つ目のコイルリングが出るまで引っ張ります。

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      ステップ 2

      電話の受話器をコンパートメントに押し込んでください。受話器が所定の位置に留まらない場合は、コードをもっと引き出してみてください。

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      ステップ 3

      右ドアパネル(ステージ006)を右ドアインナーパネルに合わせます。このとき電話パネルが閉じたままであることを確認してください。開いてしまう場合は、電話とコードの位置を調整してみてください。

      PS05ネジ4本を使⽤してパーツをネジで固定します。

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      ステップ 4

      これにステージ005で組み立てた右ドアに工程3のアッセンブリーを合わせます。

      DS02ネジ3本で、右ドアインナーパネルを固定します。

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      ステップ 5

      右ドアトップトリム(7-D)の下部のトリムをスリットにはめてから、上部を押し込みます。

      はめ込みにくい場合は、 余分な塗料やプラスチックのバリをカッターなどで取り除いてください。

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      ステップ 6

      右ドアボトムトリム(7-C)をドアパネルに合わせてください。

      まず、No.1の場所を押し込んでから、No. 2、3、4と押し込んでいきます。右ドアボトムトリムをやさしく曲げる必要があるかもしれません。

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      ステップ 7

      クロムリングをボトムトリムに押し込んでください。

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      ステージの完了

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